マーケティングのはなし その7
「西友ライン」は、西友が一九七八年(昭和五三年)に発売して以来、食品、日用雑貨で使用頻度の高い生活基礎商品を中心に長年販売されてきた価格訴求型のPB商品です。
「西友ライン」に限らずこうした価格訴求型のPB商品は、有力NB商品の価格に対抗すべく市場シェアの中堅あるいは下位のメーカーに製造委託をするのが一般的でした。
しかし「物余りの時代」において生活向上をめざす消費者に対しては、そうした価格訴求型PB商品は"安かろう悪かろう"のイメージを与えるのではないかという考えが、西友の新ブランド「エスリボン」を生んだという。
西友は、「西友ライン」を九一年六月全廃し、代わりに「エスリボン」を九〇年末から開発を始めたのです。