人事課長という要職
こんにちは。前回の続きです。
人事課長という要職にあるFさんのストレスはたいへんなものでした。
しかも、Fさんは神経質なタイプで、仕事にも対人関係にも完壁を期する人でした。
Fさんは課長について以来、めっきり寝つきが悪くなった。
会社で起こったさまざまな問題が、閉じたマブタの裏でぐるぐるとまわりつづける。
身体はぐったり疲れているのに、頭の芯が熱く、目がさえてしまうのです。
部下に放ったちょっと不用意な一言、書類作成上のごく小さなミス、自分をとがめるような部長の一瞬の目つき・・・気にかかることがつぎつぎと頭に浮かんできます。
眠りにつくのは、いつも明け方近くなってから、という状態が毎晩のようにつづいていました。
眠ってもすぐに目が覚めたり、うとうとして夢ばかり見たりで、熟睡したためしがない。
こうなると、りっぱな不眠ノイローゼです。